敷金礼金の意味と退去費用の落とし穴
公開日:2022年09月24日
敷金礼金ゼロは本当にお得!?
敷金礼金ゼロは本当にお得!?
こんにちは!
営業の高崎です。
私は今までに1,000人以上の方にお部屋をご契約頂いておりますが、お客様のご希望をお伺いした際にかなりの方が敷金礼金ゼロが良いとおっしゃいます。
本当に敷金礼金ゼロはお得でしょうか!?
答えはイエスですが気を付けないといけないのが初期費用の安さばかり気にして敷金と礼金の意味をきちんと理解せずにお部屋を探す方が多いなと感じます。
簡単に解説させていただきます。
礼金→字の通りお礼のお金です。
意味合いとしてはオーナー様へ「入居させていただきますので宜しくお願いします」といったお金なので礼金ナシは特殊なケースでなければお得です。
敷金→退去時のクリーニング費用等を清算する為に「お預かり」させていただくお金です。
敷金に関しては退去費用の清算をする為にあくまで「お預かり」させていただくお金なので敷金ナシというのは礼金ナシとは少し話が変わってきます。
現在、東京都の都条例では退去時のクリーニング費用は借主負担となっておりますので退去時に清算するのですが、敷金ナシの場合は預けているお金が無いので退去時のクリーニング費用は別途負担となります。
敷金ナシの場合のクリーニング費用は契約時に支払うのが一般的ですが、初期費用を安くする為に敷金ナシでクリーニング費用は退去時に支払いというケースも有ります。
勿論ご自身で理解していれば問題ありませんが、敷金ナシでクリーニング費用退去時に支払いだという事を忘れてしまうと退去時に思いもよらない出費が増える事となりますので注意が必要です。
ポイントをまとめると
・敷金礼金ゼロ
→初期費用はお得ですが、クリーニング費用はいつ支払うのか要確認!
・敷金アリ、礼金ナシ
→敷金はかかりますが退去費用の清算は安心!
・敷金ナシ、礼金アリ
→一見すると初期費用が安く見えるかもしれませんが、礼金がかかるのでこのケースは1か月分のお礼のお金がかかるうえにクリーニング費用の支払いを確認しないといけないので注意が必要です!
初期費用の安さだけを気にして敷金礼金ゼロは絶対条件にしてしまうとご紹介出来る物件の幅も狭まってしまうのでお部屋を探す際は先ずは「礼金ゼロ」で探すのをオススメします。
田丸産業の物件はほとんどが敷金はかかりますが礼金ゼロの物件です。
是非ご利用ください!
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